刈払機のエンジンがかからない。プラグ掃除で直ってもまた止まったら、フィルターも疑う

本記事は筆者の林業現場での実務経験および公的機関の情報をもとにした一般的な情報提供を目的としています。症状の判断や治療の代わりとなるものではありません。実際の対応については医療機関・専門家にご相談ください。緊急性が疑われる場合は、ためらわず119番通報してください。
刈払機のエンジンがかからなくなったら、プラグとフィルターの両方を掃除してみてください。 私の現場では、プラグを掃除して一度直ったのに、しばらくしてまた始動しなくなり、フィルターを掃除したら調子が戻りました。
9/19、下刈りの現場での話です。雨で気温28度でした。この日は、同僚の刈払機が2回止まりました。
9/19に起きたこと
- 作業中に、同僚の刈払機の調子が悪くなった
- プラグを掃除したら、いったん良くなった
- しばらくして、またエンジンがかからなくなった
- 今度はフィルターを掃除したら、調子が戻った
外して見ると、プラグは真っ黒、フィルターは埃まみれでした。どちらも相当汚れていたので、片方を掃除しただけでは足りなかったのだと思います。
止まっているあいだは作業が止まるので、その分の時間は確実に消えます。
実際にやった掃除
プラグ
- プラグを外し、少量の混合油につけて、布で拭いてきれいにした
- 混合油はガソリンなので、火の気のない場所で扱う
フィルター
- Amazonで売っている小型の電動エアダスターで、埃を吹き飛ばした
- フィルターを外して掃除するときは、チョークを上げておく。 上げずにやってはいけない(操作は機種ごとに違うので、取扱説明書で確認してください)
プラグとフィルターは、両方が始動不良の原因になる
エンジンがかからない原因は、燃料まわりなどほかにもあります。この記事で扱うのは、9/19に実際に起きた、プラグとフィルターに絞った話です。
STIHLの刈払機の定期点検のヒントには、次のように書かれています。
- エアフィルターは、必要に応じて(エンジンのパワーが落ちたと感じたとき)クリーニングする。叩いて汚れを落とす
- 始動しない原因として、点火プラグの汚れが挙げられている。プラグは100運転時間ごとの交換が推奨されている
フィルターは空気の入口、プラグは火花を出す部品です。どちらかが汚れていても、エンジンは始動しにくくなります。一方を掃除して直っても、もう一方が汚れたままなら、また止まる可能性が残ります。
一度直った直後にもう一度止まると、その分だけ現場の時間を失います。始動不良のときは、プラグとフィルターを続けて確認しておくと、やり直しが減ります。
定期的に掃除する
この日いちばん思ったのは、フィルターとプラグは定期的に掃除しなければいけないということです。止まってから慌てず、調子が良いうちに見ておくのが理想です。
頻度は、私の中でまだ固まっていません。まずはSTIHLの目安を基準にします。
- パワーが落ちたと感じたら、フィルターの埃を落とす(叩く、またはエアダスターで吹く)
- プラグは、黒く汚れていないか見る。汚れていたら拭くか、運転時間が長い機械は交換の時期も確認する
- 機種ごとに違うので、取扱説明書の点検項目を一度読んでおく
雨で現場が飛んだ日の道具の手入れは、雨の日の刃の手入れにまとめています。フィルターとプラグの確認も、この日に回すのがよさそうです。
明日からやること
- 始動しないときは、プラグとフィルターの両方を確認する
- 1つ直っても、しばらくは再発しないか様子を見る
- 雨の日や休みの日に、フィルターとプラグを見る時間をとる
- 自分の機械の取扱説明書で、点検の項目と頻度を確認しておく
刃の選び方は刃の種類と使い分けにまとめました。